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スタバで労組結成か、NY州店舗で投票開始へ-外食業界に広く波及も

  • NY州バファロー地区の3店舗の従業員に今週投票用紙が送付される
  • 米国内のスタバ店舗での労組組織化の取り組みは失敗が続いてきた

米国では幅広い業界で労働者がストライキ実施を決め、離職する人の数が過去最高に達しているが、さらに大胆な動きが近く見られるかもしれない。労働組合がない米企業で最も知名度の高い会社の一つであるスターバックスの一部店舗で労組結成の賛否を問う投票が行われる。

  全米労働関係委員会(NLRB)は10日、ニューヨーク州バファロー市内および近郊にある3つのスターバックスのコーヒーショップ従業員に投票用紙を送付する。投票は向こう4週間で行われ、組合結成が決まれば、米国内に数千あるスタバ直営店舗で初めてだ。

  米国内のスタバ店舗での労組組織化の取り組みは失敗が続いてきた。今回の対象は従業員100人前後にとどまるが、世界的ブランドのスタバに足掛かりを得れば、組織化に向けた過去数年の戦いで特筆すべき勝利となる。

A Starbucks Location Ahead Of Earnings Figures
サンフランシスコのスターバックス店舗(2021年7月22日)
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  NLRBの議長を務めたウィルマ・リーブマン氏は、スタバでの組織化に成功すれば外食業界に広く浸透する可能性があり、「人数が示唆するよりずっと大きな出来事だ」と指摘。「勝利が波及し、山火事のよう広がる可能性がある」と語った。

  バファロー地区のスタバ店舗のバリスタらは、過去数年にわたり労組の組織化担当者と非公式な協議を行ってきたが、より真剣な話し合いが今夏本格的に始まったと説明。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で新たな圧力やリスクにさらされた従業員らは、人手不足でより強気になったという。

原題:
Starbucks Union Vote Sets Up a Watershed Moment for U.S. Labor(抜粋)

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