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中国国有企業、アリババ傘下の香港有力紙SCMP買収を検討-関係者

  • 香港連絡弁公室が保有する紫荊文化集団、SCMP取得に関心
  • アリババ、SCMPいずれも売却交渉を否定-所有者変更の計画ない

中国国有企業の紫荊文化集団は、香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)に対し買収案の提示を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。SCMPは中国の電子商取引大手アリババグループの傘下企業。

  情報が非公開だとして匿名を条件に述べた同関係者によると、放送・出版事業などを手掛ける紫荊文化はアリババからのSCMP取得に関心を持っている。

  ブルームバーグは今年3月、中国政府がアリババにSCMPなどメディア資産の一部を売却するよう圧力をかけていると報じていた

  同関係者によれば、紫荊文化の検討は継続中。同社以外の国有企業もSCMP買収に乗り出す公算もあるほか、取引が実現しない可能性もあるという。

  アリババの広報担当者は、SCMPについてどの社とも売却を交渉しておらず、事業に引き続きコミットしていると述べた。紫荊文化および同社を保有する中国の香港出先機関、香港連絡弁公室にコメントを求めたが返答は直ちには得られなかった。

  SCMPの広報担当者は、アリババがSCMPの売却を検討していると示唆する報道は誤りであり、アリババはSCMPの責務・業務目標に完全にコミットしていると説明、所有者の変更計画は一切ないと述べた。

原題:Chinese State Firm Weighs Bid to Take Over SCMP From Alibaba

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