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任天堂、最大4500億円投資へ-ゲーム開発体制整備やユーザー接点強化

  • ユーザーとの接点強化のインフラ構築に最大3000億円-時期示さず
  • 次世代スイッチ「検討はしている」と古川社長-投入時期の明言なし
Nintendo Switch (OLED model)
Nintendo Switch (OLED model) Source: Nintendo

任天堂の古川俊太郎社長は5日の経営方針説明会で、手元資金を活用するため、従来の研究開発投資や設備投資に加えて、ゲームソフトの開発体制の整備やユーザーとの接点の強化などに最大計4500億円を投資する方針を明らかにした。

  ゲーム開発体制の拡張・整備に最大1000億円、映像などゲーム以外の分野に最大500億円、オンラインサービスや実店舗を通じたユーザーとの接点を強化するインフラ構築に最大3000億円を投じる計画だ。具体的な投資の期間は示されなかった。

  古川氏は、現預金を中心とした流動資産を確保するという同社の基本方針は変わらないとした上で、家庭用ゲーム機「スイッチ」の事業が「想定を上回り、ここ数年で現預金が増加したことで手元資金の効果的な活用を検討する良い機会を得た」と説明した。

  企業の合併・買収(M&A)活用の可能性は否定しないが、「まずは自社組織の規模を有機的に拡大することに優先的に取り組む」との考えも示した。

  同氏は発売5年目のスイッチについて、ライフサイクルの「中盤に入ったと認識」しているが、販売の勢いは継続しており、これまでのゲーム機のライフサイクルを超えて成長する基盤はできているとの考えを示した。次世代機については社内で検討はしているとしたものの、投入時期などの詳細については言及を控えた。

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