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【債券週間展望】長期金利に低下圧力、海外金利低下が追い風

11月第2週(8日-12日)の債券市場では、長期金利に低下圧力が加わると予想されている。主要国の中央銀行の金融政策会合が終了し、海外の長期金利が低下基調にあることから、国内投資家の買いが入りやすいとみられている。

市場参加者の見方

◎野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 一部の海外中銀がタカ派的な決定をしたにもかかわらず、各国の長期金利が低下していることが追い風になろう
  • 補正予算の財政規模が明らかになれば、材料出尽くしで投資家の債券買いを後押ししよう
  • 海外の金利が低下する中、超長期債の妙味が増しており、30年債入札は現在の水準であれば無難に消化されよう
  • 長期金利の予想レンジは0.04%~0.07%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 英イングランド銀行が利上げを見送ったことから欧米主要国で早期の利上げ観測が後退しており、債券相場は底堅く推移しよう
  • 国債増発への警戒感から投資家は上値追いには慎重な姿勢を維持している
  • 追加の経済対策待ちで投資家の様子見姿勢は強く、債券相場はもみ合いになろう
  • 長期金利の予想レンジは0.05%~0.09%

国債入札予定

 対象発行予定額
9日30年債9000億円程度
11日流動性供給(5年超15.5年以下)5000億円程度

 

日銀買い入れ予定

 対象年限買い入れ予定額
10日1-3年4500億円
 3-5年4500億円
 5-10年4250億円

主な材料

  • 8日:日銀の金融政策決定会合における主な意見(10月27・28日分)
  • 8日:中国共産党が第19期中央委員会第6回総会(6中総会)を開催(11日まで)
  • 9日:10月の米生産者物価指数(PPI)
  • 10日:10月の米消費者物価指数(CPI)
  • 10日:10月の中国のPPIとCPI
  • 11日:10月の国内企業物価指数
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