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豪中銀「最初の利上げは24年の公算」、23年にも含み-四半期報告

更新日時
  • 23年末までに基調インフレ率は2-3%の目標レンジの中央値に到達
  • 最新データと予測は22年の利上げを正当化しないと政策委は判断

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5日公表した金融政策に関する四半期報告で、最近のデータ、予測は2022年の利上げを正当化しないと指摘し、中心シナリオに基づけば、最初の利上げは24年になる可能性が高いとの認識を明らかにした。

  豪中銀は、中心シナリオに沿った景気動向になれば、23年末までに賃金の伸びは3%前後に接近し、基調インフレ率は7年間で初めて2-3%の目標レンジの中央値にようやく到達するとの予想した。

U.S. wages are growing at nearly 3 times the pace in Australia
 
 

  政策委員会はこの結果について、「その時点の景気の軌道次第だが、24年の最初のキャッシュレート引き上げと整合的であり得る」と判断しているという。

  中銀はその上で、説得力のある他のシナリオでは、賃金上昇率とインフレ率が中心シナリオが示唆するより高くなる可能性があり、その場合には23年の利上げの正当な理由になると説明。一方、最新のデータと予測が22年の利上げを正当化しないという政策委の見解も示した。

  四半期報告の他の主な内容は以下の通り。

  • 政策委は利上げについて「忍耐強く」ある用意
  • 高度に支援的な金融環境の維持にコミット
  • インフレと政策見通し巡る不透明が世界的に高まっている
  • 家計消費の強さが主な不確実要因
  • 賃金の伸びは緩やかなペースにとどまる見通し

原題:RBA: Based on Central Scenario, First Rate Rise Likely in 2024、RBA Sees First Rate Hike in 2024 as Wage Growth Sluggish (1)(抜粋)

(四半期報告の詳細を追加して更新します)
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