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きょうの国内市況(11月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、大型株の予想下回る業績見通しに警戒感-商社が安い

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  東京株式相場は反落。ダイキン工業といった指数寄与度の大きい企業が発表した業績見通しや実績が市場予想を下回り投資家の警戒感が広がった。資源価格が下落して市況の影響を受ける鉄鋼や商社株などの下げが目立った。米長期金利の低下で利ざやが縮小する銀行などの金融株にも売りが出た。

  • TOPIXの終値は前日比14.14ポイント(0.7%)安の2041.42
  • 日経平均株価は182円80銭(0.6%)安の2万9611円57銭

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト

  • 天然ガスや石炭価格が大きく調整したことを受け、海運や鉄鋼など商品市況の影響を受ける銘柄の下げが目立った
  • 米長期金利の低下に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表という大きなイベント通過で、金利上昇に絡む材料が出尽くし、金融株が下落した
  • 決算では米国との企業業績格差が浮き彫りとなった。非資源国である日本は原材料高騰で悪化基調となっているが、米国は原材料価格に左右されない利益率の高いハイテク企業が多い。日本企業の価格転嫁力の低さもネックとなっている

東証33業種

上昇率上位水産・農林、その他製品、金属、ゴム製品、小売
下落率上位海運、鉄鋼、倉庫・運輸関連、ガラス・土石製品、輸送用機器


●長期金利は1カ月ぶり低水準、欧米の早期利上げ観測後退で買い圧力

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  債券相場は上昇。長期金利は1カ月ぶりの低水準となった。イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ見送りを受けて欧米の早期利上げ観測が後退し、海外金利が大幅に低下したことで、買い圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比2ベーシスポイント(bp)低い0.055%と、10月5日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは1.5bp低い0.44%と、約1カ月ぶりの水準
  • 長期国債先物12月物の終値は23銭高の151円83銭。夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、午後に上げ幅を拡大。取引終了にかけて一時151円84銭まで上昇した

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • イングランド銀行の利上げ見送りが予想以上に効いており、主要7カ国(G7)で先頭ランナーになるとみられていた同中銀の金利据え置きを受けて早期利上げ観測が1四半期ぐらい後ずれしたイメージ
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)は労働市場を総合的に判断するとしており、今晩の米雇用統計も含めて失業率の低下などを見極めていくしかない
  • インフレをテーマとした海外金利上昇で売られてきた分の巻き戻しや、経済対策に伴う国債増発懸念がやや薄れている影響もあり、10年金利の0.1%は遠のいた
  • ただ、来週に30年入札を控え、今月は40年入札もあるため、超長期ゾーンは月末に保有債券の長期化需要が入るまで金利低下は鈍りそう

●ドル・円弱含み、海外金利低下で円買い圧力-中国懸念でリスク回避も

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円後半で弱含み。イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ見送りを受けて海外金利が低下し、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)中心に円の買い戻しが優勢となった。中国不動産開発大手の資金繰り懸念をリスク回避要因として指摘する声もあった。オーストラリアドルは、同国中銀の利上げに対する慎重姿勢があらためて示されたこともあり、主要通貨で下落率上位。

 
  • 円は主要10通貨全てに対して上昇
  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%安の113円66銭。113円86銭を高値に一時113円56銭までドル売り・円買いが進行
  • 豪ドル・円は0.3%安の1豪ドル=83円96銭で、一時83円82銭と10月14日以来の安値
  • ポンド・円は0.2%安の1ポンド=153円34銭、前日に付けた10月11日以来の安値(153円12銭)に迫る場面も

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • 豪中銀、FRB(米連邦準備制度理事会)、英中銀も懸念したほどタカ派姿勢にシフトせず、オーバーキルのような形の利上げの可能性は低下したとの受け止め方で、これまで長期金利の上昇基調にあったものがいったん低下する過程で、あちこちの市場でポジション調整の動きが出ている
  • 原油が下がったこともあるだろうが、インフレ懸念で全く対象外の円が独歩安だったので、買い戻しが入っている
  • アジア株が全般軟調気味で、いわゆるリスクオフの動き。中国の佳兆業の問題が一つの警戒感になっているとは思う
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