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米下院民主党、税制・支出法案の残る対立点解消に取り組む

  • ペロシ議長、4日の記者会見では採決日程を示さず
  • 上院は25日の感謝祭までの採決目指すとシューマー氏が示唆

米下院民主党は1兆7500億ドル(約200兆円)規模の税制・支出法案に関して残る対立点の解消に取り組んでいる。ペロシ下院議長は4日、同法案の本会議採決に向けなお票の取りまとめを続けていると示唆した。

  4日の下院民主党会合に参加した複数の議員によると、ペロシ議長はその時点ではバイデン大統領の経済優先施策を盛り込んだ同法案の4日採決とインフラ法案の5日採決を目指していた。

  ペロシ議長はその後の記者会見で、下院は両法案を通過させるだろうと発言。ただ、その日程や、採決にかけることで党内が一致しているかどうかについてはコメントを控えた。

  同議長は「お伝えできる状況になり次第、そうするつもりだ」とした上で、「メンバーらは極めて入念に検討している」と説明した。

Speaker Pelosi Holds Weekly Press Conference
記者会見するペロシ下院議長(11月4日)
Source: Getty Images North America

  税制・支出法案の大部分は策定済みだが、州・地方税(SALT)控除上限の引き上げと移民政策を巡りなお議論が続いている。

  ペロシ議長は、不法移民に市民権取得への道筋を開く案については上院議事運営専門家が税制・支出法案に適さないとの判断を示していることから、不法移民の送還を免除する案について下院は採決するだろうと語った。

  シューマー民主党上院院内総務は、上院議員らが今月25日の感謝祭までに同法案について行動することを目指していると語った。

  上下両院税制合同委員会は4日、同法案が成立した場合の新たな税収見通しを約1兆5000億ドルとする分析を公表した。

原題:
Pelosi Attempts to Herd Democrats Toward Vote on Biden Agenda(抜粋)

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