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米労働生産性、7-9月は1981年以来の大幅低下-経済成長鈍化が響く

米国の7-9月(第3四半期)の労働生産性は、1981年以来の大幅な低下となった。経済成長の急減速や労働総投入量の増加を反映した。

キーポイント
  • 7-9月の非農業部門労働生産性指数(速報値)は前期比年率5%低下
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は3.1%低下
    • 4-6月(第2四半期)は2.4%上昇に上方修正
      • 同指数は変動が大きくなり得る
U.S. productivity fell by the most since 1981 as economic growth slowed
 
 

  7-9月の米経済成長は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復期で最も低い伸びにとどまった。サプライチェーンの混乱と新型コロナ感染急増を受け、支出が抑制された。これが生産性指数の落ち込みにつながった。

  生産性の低下に伴い、単位労働コストは8.3%急上昇した。前期は1.1%上昇だった。多くの企業が人材確保に向け、過去数カ月に賃上げなどを実施している。

  生産性が今後数四半期に大幅に持ち直さない場合、急速な賃金上昇によるインフレスパイラルが起きるとの懸念が強まる恐れがある。

  時給は7-9月に増加したが、インフレ調整後ベースではマイナスとなった。

  生産は1.7%上昇。労働総投入量は7%伸びた。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Productivity Falls Most Since 1981, Damped by Slower Growth(抜粋)

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