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きょうの国内市況(11月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、FOMCの利上げハト派姿勢が安心感に-電機に買い

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  東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今月から債券購入プログラム縮小を開始すると表明した一方、利上げについては慎重なハト派姿勢を示したことで買い安心感が広がった。米国の主要株価指数が最高値を更新したことも追い風となった。電機や機械、銀行など幅広い業種に買いが入った。個別ではキーエンスや富士フイルムの上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比23.89ポイント(1.2%)高の2055.56
  • 日経平均株価は273円47銭(0.9%)高の2万9794円37銭

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

  • FOMCの内容は予想通りで、イベント通過後の安心感が日本にも波及し、買いが優勢となった。利上げに対してのハト派的スタンスが変わっていないことが確認されたことがポジティブな材料となった
  • 午後にトヨタ自動車の決算が発表された直後は、通期業績予想の上方修正を受けたアルゴリズム処理による買いで株価が瞬間的にはねたが、為替効果を除くと下方修正となるという会社側説明により下落に転じるなど乱高下した。最終的には自社株買いなどが好感されて前日比プラスに落ち着き、相場全体への影響はそれほどなかった
  • 決算発表があった海運企業については、市況が良かったのにもかかわらず、投資家が期待していたほどの増配とならなかったため失望売りが出た
  • 花王はほぼコンセンサス通りの内容だったが売りが目立った。足元業績ではなく原材料高を背景に、今後持ちこたえられるのかという懸念が広がったとみられ、化学セクター全般が売られた

東証33業種

上昇率上位繊維、電機、倉庫・運輸、機械、ガラス・土石、金属
下落率上位海運、鉱業、その他製品、水産・農林業

●長期債が上昇、値ごろ感から投資家の需要-物価連動債入札は強い結果

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  債券相場は長期債を中心に上昇。値ごろ感から投資家の需要が強く買いが優勢だった。この日行われた物価連動債入札は強い結果となったが、相場への影響は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前営業日比1ベーシスポイント(bp)低い0.07%
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.455%
  • 長期国債先物12月物の終値は4銭高の151円60銭。米長期金利が時間外取引で低下したことを背景に買われ、一時151円69銭まで上昇。午後に入り上げ幅を縮小した

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 物価連動債入札はインフレ期待を表すブレークイーブンインフレ率(BEI)が低下し押し目買いの機会となったことで強い結果に
  • 長期債は世界的な金利上昇一服に加え、10月下旬に日本だけ金利が上昇したため割安感が生じており、その解消の過程で買われた
  • 1日の10年債入札が弱かったにもかかわらず、その後は強い勢いで買われており、0.1%近辺の需要が強い

●ドル・円上昇、FOMC後の米長期金利上昇や株高で114円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半へ上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)による債券購入プログラムの縮小(テーパリング)開始や利上げに対するパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の慎重姿勢を受けて、米長期金利や株価が上昇しドル買い・円売りとなった。ポンドはイングランド銀行(中央銀行)の金融政策発表を前に小反落。

 
  • ドル・円は午後3時26分現在、前日比0.2%高の114円18銭で、一時114円24銭まで上昇
  • ドルは円以外の主要通貨に対しても上昇。ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.2%高
  • ポンド・ドルは0.2%安の1ポンド=1.3658ドル

三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの持田拓也調査役

  • FOMCは大してサプライズはなかったが、パウエル議長会見中に米株が最高値更新し、米利回りカーブもスティープ化しており、結果論として利上げ織り込みを後退させたかたち
  • ドル・円は米雇用統計がどうなるかを待ちたい一方、金利も株も上がっている状況でどちらかというと上昇しやすい地合い
     
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