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米上院外交委、エマニュエル次期駐日大使の指名承認-本会議に送付

  • 民主党議員から反対も、共和党議員の支持もあり最終的に承認へ
  • シカゴ市長当時に起きた警官による黒人少年射殺事件が影落とす

米上院外交委員会は3日、バイデン大統領が次期駐日大使に指名したラーム・エマニュエル前市長の人事について発声投票を行い、賛成多数で承認の上、本会議採決のために送付した。

  同委メンバーのうち民主党のマークリー、マーキー両議員が承認に反対したとの記録を残すよう求めたが、エマニュエル氏の人事には共和党上院議員の一部の支持があり、本会議で最終的な承認が得られることになりそうだ。

Senate Foreign Relations Confirmation Hearing For Ambassador To Japan Rahm Emanuel
上院外交委員会の指名承認公聴会に臨んだエマニュエル氏(10月20日)
Photographer: Sarah Silbiger/Bloomberg

  下院議員やオバマ元政権の大統領首席補佐官などを歴任したエマニュエル氏には共和党のグラム、ブラント、モーガン各上院議員らが支持を表明しており、外交委のメネンデス委員長(民主)は野党のこうした支持もあってエマニュエル氏の指名は承認されるだろうとの見通しを示した。

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  マークリー議員は声明で、公民権運動の指導者や刑事司法の専門家らの意見も含め、エマニュエル氏の履歴を「注意深く検討」した結果、同氏の人事を支持することができないとの判断に至ったと説明した。エマニュエル氏を巡っては、シカゴ市長当時の2014年に起きた警官による黒人少年射殺事件の調査に遅れがあったとして、下院民主党の進歩派議員からも反対の声が上がっている。

  ホワイトハウスのマー報道官は「バイデン大統領はエマニュエル氏のことをよく知り信頼しており、日本における素晴らしい代表を務めると確信している」との声明を発表した。

原題:
Emanuel Nomination as Japan Envoy Hits Democratic Opposition(抜粋)

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