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クアルコム株急伸、10-12月見通しが市場予想上回る-5G需要堅調

  • サプライチェーン混乱を受け、クアルコムはサプライヤーを多様化
  • 自動車向けなどの販売でスマホ用半導体への依存度低下に取り組む

スマートフォン向け半導体メーカーで世界最大の米クアルコムが示した10-12月(第1四半期)見通しは市場予想を上回った。第5世代(5G)移動通信ネットワーク向け機器の需要急増や新たな市場での事業推進が寄与した。

  3日の発表によると、10-12月の1株利益は2.90ー3.10ドル、売上高は100億ー108億ドル(約1兆1400億-1兆2300億円)の見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想はそれぞれ2.58ドル、97億3000万ドルだった。見通しを受け、同社の株価は時間外取引で一時6.9%高となった。

  こうした見通しは情報技術(IT)分野でのサプライチェーン混乱をクアルコムが乗り切りつつあることを示唆するものだ。クリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は必要なものを確実に入手できるようサプライヤーを多様化していると説明した。また、自動車メーカーなどへの半導体販売でスマートフォン用半導体への依存度低下に取り組んでいるとした。

  アモンCEOはインタビューで「今やわれわれはモバイル用だけでなくより多くの成長ベクトルを持っている」とし、「クアルコムはもはや1つの市場で説明できない」と語った。

  7-9月(第4四半期)決算では、一部項目を除いた1株利益が2.55ドル。調整後ベースの売上高は43%増の93億2000万ドルで、市場予想(88億6000万ドル)を上回った。

Qualcomm has underformed a broader index of chip stocks
 
 

原題:Qualcomm Rallies After Phone Chip Demand Brightens Outlook (1)(抜粋)

 

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