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中国の核弾頭保有、予想上回るペースで拡大-米国防総省の報告書

更新日時
  • 2030年までに核弾頭を少なくとも1000発保有する可能性が高い
  • 中国は「核の3本柱」を既に構築した可能性がある
This picture taken 26 December 2011 shows the Pentagon building in Washington, DC.  AFP PHOTO (Photo by STAFF / AFP) (Photo by STAFF/AFP via Getty Images)

This picture taken 26 December 2011 shows the Pentagon building in Washington, DC.  AFP PHOTO (Photo by STAFF / AFP) (Photo by STAFF/AFP via Getty Images)

Photographer: AFP/AFP

中国は核弾頭保有数を従来予想を上回るペースで拡大させていると、米国防総省が3日公表した報告書で指摘した。

  同省は議会に提出する年次報告書の最新版で、中国は「2030年までに核弾頭を少なくとも1000発保有する意向である可能性が高い。これは国防総省が2020年に予想したペースを上回る」と指摘。中国による少なくとも3カ所のミサイルサイロ施設建設にも言及し、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「数百発」が格納される見通しだと記した。

  報告書では「中国は資金を投じ、陸・海・空を起点とした核兵器発射プラットフォームを増やしているほか、この核戦力の大幅な増強を支えるのに必要なインフラを構築している」と指摘。それはつまり、中国が「『核の3本柱』を既に構築した可能性がある」ことを意味すると説明した。

  中国外務省が北京で4日に開いた定例記者会見では、汪文斌報道官が「米国防総省による今回の報告は、以前と同様、事実を無視し偏見に満ちている」と主張。中国は「いかなる状況においても決して核兵器を使用せず、核兵器の不使用にコミットしている」とあらためて表明した。

原題:Pentagon Sees China Nuclear Arsenal Growing Faster Than ExpectedChina Says Pentagon’s Nuclear Report ‘Disregards Facts’(抜粋)

(最終段落に中国外務省の記者会見を追加して更新します)
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