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クレディS、投資銀部門は解体でなく規模やや縮小-4日に新戦略公表

  • 規模縮小はプライムブローカレッジが中心、アルケゴス不祥事の舞台
  • 投資銀部門全体は大幅な変更免れる見込み、人員削減は小規模

クレディ・スイス・グループが計画する投資銀行部門の変更は、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡む不祥事の舞台となったプライムブローカレッジ事業の一段の規模縮小に焦点が絞られる見通しだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。部門全体としては、一部で恐れられたような劇的な変更は免れそうだという。

  発表前の計画だとして匿名を要請した関係者によると、ヘッジファンド向けの貸し付けを全体の3分の1に相当する350億ドル(約4兆円)減らすと表明済みのクレディ・スイスは、プライムブローカレッジのさらなる資本縮小と新たな人員削減の計画を発表する見込み。米銀勢に対抗できそうにない資本集約型の分野から手を引く狙いがある。

Day Two Of The World Economic Forum (WEF) 2020
アントニオ・ホルタオソリオ会長
Source: Bloomberg

  アルケゴスとグリーンシル・キャピタルの2大不祥事で評判に傷を負ったクレディ・スイスは、混乱が続いた時代に区切りをつけるべく、待望の新戦略を4日に発表する。この不祥事で年間利益を上回る額が吹き飛び、投資銀行部門では人材流出が相次いだ。同部門についてはアントニオ・ホルタオソリオ会長がウェルスマネジメント事業の「付属的なサービス」だと示唆して以降、広範な変更があるとの観測が浮上していた。

  同行の広報担当者はコメントを控えた。

  投資銀行部門では人員削減が計画されていると言われるが、関係者の1人によると、その規模は500人を下回る見込み。部門全体では約1万7500人の従業員がいる。

原題:
Credit Suisse Plans Investment Bank Trims Rather Than Teardown(抜粋)

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