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【米国市況】主要株価指数また高値更新、利回りは低下-FOMC控え

2日の米株式相場は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を翌日に控え、主要3指数はいずれも連日での最高値更新となった。

  • 米国株は主要指数が最高値更新、FOMC控え-テスラは安い
  • 米国債は短期物中心に値上がり、10年債利回り1.54%に低下
  • 豪ドルが安い、中銀のハト派的見解を材料視
  • NY原油は4日ぶりに下落、FOMCとOPECプラスの会合控え
  • NY金先物は反落、主要中銀の政策決定控えドルが上昇

  商品相場の高騰や供給制約といった逆風の中でも企業の利益率が非常によく持ちこたえていることが、株式相場の堅調を支えた。企業の多くはコスト上昇分を消費者に転嫁できており、大半は市場予想を上回る利益を計上している。米金融当局が今週どのような決定を下そうと、比較的低い金利が維持されるとの認識が広がっており、これも株式への強材料となっている。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%高の4630.65。ダウ工業株30種平均は138.79ドル(0.4%)高の36052.63ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン氏はブルームバーグテレビジョンおよびラジオに対し、「株式相場の上昇勢いは過去1年半に比べれば鈍っているかもしれないが、リスク資産が引き続き堅調に推移するための基調は現実に健在だ」と語った。

  個別株ではテスラが急落。レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスと契約をまだ結んでいないとのイーロン・マスク最高経営責任者のツイートが嫌気された。

テスラ株下落、ハーツと未契約とマスク氏-納車開始とハーツは説明

  米国債市場では2年物が買われ、利回りが大幅低下。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハト派的見解を手掛かりに、世界で短期金利が低下したことが背景にある。ニューヨーク時間午後4時7分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.54%。

  外国為替市場では豪ドルが下げ、米ドルに対し一時1.4%安となった。豪中銀は金融政策の引き締めを急がない姿勢を示唆した。世界主要中銀の政策決定がトレーダーに意識される中、ドルと円は上昇した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時7分現在、ドルは対円では0.1%未満安い1ドル=113円96銭。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1581ドル。

   ニューヨーク原油先物相場は4営業日ぶりに下落。ドルが上昇したことで、ドル建てで取引される原油の投資妙味が薄れた。

  FOMC会合を控える中、この日の原油相場は不安定な展開となった。原油市場はまた、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が増産を求める圧力に屈する可能性について見極めようとしている。OPECプラスは4日に会合を開き、生産方針を見直す。 

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比14セント(0.2%)安の1バレル=83.91ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は、1セント高い84.72ドルで引けた。

  ニューヨーク金先物相場は反落。主要中央銀行の政策決定を控え、安全需要からドルが買われたことが背景にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.4%安の1オンス=1789.40ドルで引けた。

原題:Earnings Fuel Stock Gains as Clock Ticks on Fed: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Front-End Rallies as Dollar Rates Volatility Craters(抜粋)

Aussie Leads Most Currencies Lower After Dovish RBA: Inside G-10(抜粋)

Oil Slips Ahead of OPEC+ Talks and Federal Reserve Meeting(抜粋)

Gold Slips With Dollar Climbing Ahead of Central Bank Decisions(抜粋)

 

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