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SECゲンスラー委員長、より公平な社債市場の実現に意欲

  • 価格情報をより多くの投資家に開示することの利益に関心
  • 米社債市場、株式に比べて透明性低く情報入手もより煩雑

米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は、重要な価格情報をより多くの投資家に開示し、より公平な社債市場をもたらすことに意欲を示した。

  ゲンスラー委員長は2日行われたバーチャル形式の米国証券業金融市場協会(SIFMA)年次総会で講演。「社債市場では、取引前の価格情報についてある程度のアクセスを持つ立場にいる人が多くいる」と指摘。その上で、「そうした種類の情報をより広く開示することによって、この市場がよりアクセスしやすくなるだけでなく、競争力や流動性も高まるのではないか」と述べた。

  同委員長は9月に債券の透明性に関する懸念を表明。社債や地方債、住宅ローン担保証券市場の不透明さを改善する方策を勧告するようSECスタッフに指示すると述べていた。委員長はこの日も同様の意向を示した。

  SECが監督する米社債市場は株式に比べて透明性がはるかに低い。株式市場のように価格情報が入手できないことから、投資家はディーラーに個別に連絡し情報を取ることも多い。一部の民間企業はこうした情報格差を是正し、煩雑さを減らそうとする取り組んでいるが、業界全体ではそれに参加する要件はない。

原題:SEC Chief Signals Bond-Trader Advantages are in His Sights (1)

(抜粋)  

  

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