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北京五輪、中国の組織委員会側が取材を妨害-外国人記者クラブが主張

  • 外国メディアは記者会見や現地視察から締め出されているとFCCC
  • 北京五輪取材巡り「極めて大きな不確実さが残っている」と指摘

中国外国人記者クラブ(FCCC)は2日、北京で来年2月に開催される冬季五輪について、中国の組織委員会側が大会準備の取材を「継続的に妨害している」と主張し、国際オリンピック委員会(IOC)に対し十分な取材が可能になるよう改善を求めた。

  FCCCは声明で、外国メディアの関係者はここ1年間、記者会見や現地視察といった国内メディアに提供されている定期イベントから締め出されていると説明。新型コロナウイルス対策や安全上の懸念、受け入れ人数に限りがあるなどさまざまな理由でジャーナリストの取材が拒否されているとし、北京五輪で「外国人特派員による取材がどのようにできるのか、取材自体が可能かを巡り極めて大きな不確実さが残っている」と指摘した。

  同声明によれば、中国側のこうした行動は「世界の多様なメディアおよび可能な限り幅広いオーディエンスによる最大限のカバーを確保する」ことを義務付けるIOC憲章の規定や北京五輪と大会準備について報道の自由を確保するという中国自らの公約に反している。

  中国外務省の汪文斌報道官は北京で2日に開いた定例記者会見で、新型コロナ対策で競技会場への視察は少人数の代表取材とする必要があると述べた。大会組織委員会側は今後のイベントにはより多くのメディアを招待する方針だとも話した。

  汪報道官は情報不足とのFCCCの主張は退け、外務省はFCCCが中国駐在の外国人記者を代表しているとは考えていないと付け加えた。

  北京五輪の大会組織委員会とIOCに対し、FCCCの声明に関するコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。

原題:
Beijing Olympics Blocking Foreign Media Coverage, Group Says(抜粋)

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