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OPEC10月供給増、14万バレルと予定の半分-アフリカの増産に限界

  • アンゴラ産油量は7万バレル減の日量110万バレルと14年ぶり低水準
  • ナイジェリアの10月の生産量も6万バレル減の日量144万バレル

石油輸出国機構(OPEC)の10月の供給拡大は、アフリカ諸国の生産減少が続いた影響で、予定していた量のわずか半分にとどまった。

  原油高の緩和に向けOPECなどに供給増を求めるバイデン米大統領や他の世界の指導者らが、いら立ちを募らせる恐れがある。

  OPECは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下での非OPEC主要産油国との協調減産の縮小に動いている。ブルームバーグの調査によれば、アンゴラとナイジェリアが直面する生産面の障害に伴い、10月の供給量はわずか日量14万バレル増だった。

  サウジアラビアやイラク、アラブ首長国連邦(UAE)といった中東産油国が合意したスケジュールに沿って供給を増やしているのに対し、アフリカ諸国は追い付いていない。

  調査によれば、アンゴラの産油量は7万バレル減の日量110万バレルと、今年記録した14年ぶりの低い水準に再び落ち込んだ。投資の制約で深海油田からの供給が減少している。

  一方、ナイジェリアの10月の生産量は6万バレル減の日量144万バレル。5年ぶりの低水準だった8月を辛うじて上回った。英・オランダ系メジャー(国際石油資本)ロイヤル・ダッチ・シェルは先週、パイプライン停止後にボニー石油ターミナルからの輸出を中断する条項の発動を余儀なくされた。

原題:
OPEC Made Only Half of Planned Supply Hike Amid African Losses(抜粋)

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