コンテンツにスキップする

米財務省、10-12月借り入れ必要額見通しを1兆200億ドルに上方修正

  • 12月末の現金残高見通し6500億ドルに下方修正、従来予想8000億ドル
  • 財務省は3日に四半期定例入札の規模を公表

米財務省は1日、10-12月期の借り入れ必要額の見通しを1兆200億ドル(約116兆円)に上方修正した。8月に示した7030億ドルを約3120億ドル上回る。 

  この見通しは、議会が連邦債務上限を引き上げるか停止するとの想定に基づく。議会は先月、債務上限を短期的に引き上げる法案を可決しており、財務省の借り入れ権限は来月にも底を突く見込み。

  中長期の借り入れニーズについては米議会で最終決定される2つの財政パッケージの行方に左右されることになる。

  財務省は12月末の現金残高見通しを6500億ドルと、従来予想の8000億ドルから引き下げた。当局は債務上限を超えないように取り組んでおり、それがより大きなバッファーを構築する上での制約となっている。

  来年1-3月の市場性証券の発行を通じた借り入れは4760億ドルを見込む。3月末の現金残高は6500億ドルと想定。現時点の現金残高は2600億ドル程度で、過去5年間の平均の約5520億ドルを下回る。

  財務省はニューヨーク時間3日午前8時半(日本時間午後9時半)に来週の四半期定例入札の計画を公表する。プライマリーディーラーの間では同省が2016年以来約5年ぶりに利付債発行を減らすと予想されている。

米財務省もテーパリングか、発行額22年7-9月までに114兆円減も

原題:Treasury Boosts Quarterly Borrowing Estimate to $1 Trillion (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE