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中国ハイテク企業、経営陣交代相次ぐ-今度は快手科技CEOが退任

  • 中国政府による締め付けが始まった約1年前からの傾向
  • 快手科技の株価は一時5.1%値下がり-1日の香港市場

中国の動画投稿アプリ大手、快手科技の宿華最高経営責任者(CEO)が退任した。中国政府によるテクノロジー業界への締め付けが約1年前に始まってから、同国ではハイテク企業の経営陣交代が相次いでいる。

  快手科技が10月29日遅く発表した資料によれば、宿氏(39)は長期戦略と新たな取り組みに焦点を絞るため会長職にはとどまる。共同創業者の程一笑氏が後任のCEOとなり、日常業務や事業展開を統括する。

  11月1日の香港市場で、快手科技の株価は一時5.1%値下がりした。同社は9カ月前に54億ドル(約6170億円)規模の新規株式公開(IPO)を実施。上場後すぐに株価が3倍近い水準に上昇したが、現在はIPO価格を下回る水準で推移している。

Social media giant Kuaishou's shares have slumped since its IPO
 
 

  中国政府は独占的慣行からオンライン学習塾・エンターテインメントなど、あらゆる側面からテクノロジー業界への締め付けを強化しており、そのタイミングでハイテク大手の経営陣交代が続いている。

  快手科技と競合する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)の創業者、張一鳴氏は5月にCEOを退任した。

バイトダンス創業者の張一鳴CEOが退任へ-長期戦略に軸足 

  電子商取引大手JDドットコム(京東)は9月に新社長を指名し、劉強東会長は長期戦略に集中すると説明。同業の拼多多(ピンドゥオドゥオ)を創業した黄崢氏は、CEO職と会長職をいずれも手放した。

原題:
Kuaishou CEO Is Latest Tech Founder to Retreat in Crackdown (1)(抜粋)

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