コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(11月1日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は大幅続伸、衆院選結果で政策期待-東証1部銘柄の87%が上昇

(記事全文はこちらこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は大幅に続伸。前日投開票の衆議院選挙で自由民主党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の議席を維持し、経済政策などの推進力が高まるとみた買いが広がった。主要な米株価指数の最高値更新や外国為替市場での円安推移が追い風になった。電機や自動車など景気敏感株を中心に幅広い業種に買いが入り、東証1部銘柄の約87%が上昇した。

  • TOPIXの終値は前営業日比43.54ポイント(2.2%)高の2044.72
  • 日経平均株価は754円39銭(2.6%)高の2万9647円08銭

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 経済対策はこれまでと大きく路線が変わらないという一定の安定感から、株式市場はプラスに反応した
  • 追加の補正予算と政策は比較的、素早く決まっていくだろう。新型コロナウイルスの感染や経済の下振れに対する財政的なサポートがそれなりに入ることが安心感につながる
  • ただ相場は大きく下がりはしないが、上がる可能性も慎重にみたほうがいい。追加の金融緩和や急速な景気を回復させる方向性がまだ見込めず、経済成長の姿が見通しづらい
     

東証33業種

上昇率上位精密機器、機械、電機、食料品、海運、銀行、その他金融
下落業種証券・商品先物

 

●債券上昇、自民安定多数で増発懸念やや後退ー10年入札後に買い優勢

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい) 

  債券相場は上昇。衆議院選挙で自民党が絶対安定多数を維持したことで過度な財政政策拡大による国債増発懸念がやや後退。10年国債入札を通過した午後は買いが優勢になった。ただ、政府の経済対策の内容や規模を見極める慎重な姿勢が相場の上値を抑えた。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.09%
  • 長期国債先物12月物は16銭高の151円48銭で高値引け。前週末の終値を挟んでもみ合った後、午後の取引開始後に一時151円19銭まで下げたが、その後上昇に転じ、取引終了にかて上げ幅を拡大した

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • メインシナリオも自民単独で過半数超えだったと思うが、政治的な不透明感もあったので、絶対安定多数を維持したことで、バラマキ的な政策を伴った増発イメージはやや後退している
  • 短期政権による政治の不安定化リスクが低下したことでリスク選好の株高。経済対策が20兆円規模までなら補正財源もあるはずで、カレンダーベースの発行増は避けられる可能性が高い
  • 10年入札結果は弱めで、経済対策の内容が不透明なことや海外金利の変動率の高さが意識された可能性はあるが、入札前に割安な水準に調整できた

10年国債入札

  • 最低落札価格は99円88銭と、市場予想99円90銭を下回る
  • 応札倍率は3.14倍に上昇、前回は2.45倍
  • 小さければ好調を示すテールは5銭にやや拡大、前回は3銭

●ドル・円上昇、自民党の絶対安定多数受けた株高支え-114円台前半

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇した。前日投開票の衆議院選挙で自由民主党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の議席を維持したことを受けて日本株が上昇し、リスクオンの円売りが優勢になった。

 
  • ドル・円は午後3時17分現在、前週末比0.3%高の114円23銭。ここまでの取引では113円90銭を安値に一時114円31銭まで上昇

マネックス証券資産形成推進室の相馬勉債券・為替トレーダー

  • 相場は総選挙を受け、岸田政権も当面は安泰、金融政策も変わらないということで安心感。ドル・円、クロス円は株高を好感している
  • 今週は米国や豪州、英国で金融政策があり、米雇用統計などもあるため、イベントを控えて動きづらさはありそう
  • ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)で比較的強気なコメントが期待されている部分もあり、そういったことも織り込んでいるとみられ、ドル・円は押したところは買っていく形でじり高に
  • 今週のイベントをこなす中で、115円の節目を超えられるかが焦点。115円を超えると、年初からのレンジ切り上げが意識され、より底堅い動きになっていきそう
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE