コンテンツにスキップする

中国、温暖化ガス排出削減目標据え置き-COP26の前進期待に冷や水

  • パリ協定の国別削減公約を更新、内容は従来目標の繰り返し
  • 中国は世界最大の温暖化ガス排出国、行動できる余地も大きい

中国は既存の温暖化ガス排出削減目標を堅持すると発表した。英スコットランドのグラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、より踏み込んだ世界的な行動計画がまとまる可能性は後退した。

  中国はパリ協定の国別削減公約を更新。だが、2030年以前に温暖化ガス排出量のピークを達成し、60年までに排出量を実質ゼロとする従来の目標を繰り返す内容だった。

  習近平国家主席が昨年すでに示した主要目標から全く前進がなかったことで、世界の平均気温上昇を1.5度に抑えるための重要な合意がCOP26で成立するのは難しいとの見通しが強まりそうだ。習氏はCOP26に出席しないとみられている。

  中国は現時点で世界で最も温暖化ガスの排出量が多く、温暖化を食い止めるため行動できる余地が最も大きい。

原題:
China Delivers Blow to Climate Talks With Unimproved Carbon Plan(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE