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中国株への投資再開は時期尚早、政府の締め付け続く恐れ-クレディS

  • 中国「アンダーウエート」の判断維持、アジア株式投資配分で
  • インドやASEAN諸国を選好、中国の景気回復の遅れも一因

株式投資家にとって「中国に戻るのは時期尚早」だとクレディ・スイス・グループはみている。中国政府は締め付けを緩めておらず、景気サイクルの面で他のアジア市場の方が好ましいことなどが理由だという。

  中国の規制改革がピークを迎えた可能性があるとの見方から、多くの海外投資家は低迷する中国株について前向きになりつつあるが、クレディ・スイスはアジアの株式投資配分で、中国に対する「アンダーウエート」の判断を維持している。

  アナリストのダン・ファインマン、キン・ナンチック両氏は27日のリポートで、「一部の国・地域では成長が加速・拡大しているが、中国の回復はまだ見られていない」と指摘し、政府は政策を緩めず現状のまま維持するとの見通しを示した。その上で、「引き続き東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国やインドなどを選好している」とした。

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  クレディ・スイスとは対照的に、世界最大の資産運用会社である米ブラックロックやスイスのUBSグループなどは最近、中国株について楽観的な見方を示していた。クレディ・スイスは「循環的なマクロトレンドや1株利益のモメンタム、為替動向などの面でアジアの他の市場の方が好ましい」と指摘した。

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原題:
Credit Suisse Says It’s Too Early to Return to China Stocks (1)(抜粋)

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