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Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg
Cojp

ゴールドマン、ゴア氏の投資会社の温暖化対策ベンチャー事業を支援

  • ジェネレーション、温暖化抑制のための投資を行うベンチャー創設
  • ハーバードやマイクロソフトのファンドも共同出資者に

ゴア元米副大統領が共同創設者の投資会社ジェネレーション・インベストメント・マネジメントは、劇的な地球温暖化を避けるためには、資本の配分を根本的に変えるべき時が来たとの見解を示した。

  360億ドル(約4兆1000億円)を運用するジェネレーションは27日、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントやマイクロソフト・クライメート・イノベーション・ファンド、ハーバード・マネジメントなどと提携し、産業革命以前の水準に比べて気温がセ氏1.5度高くなる水準までに地球温暖化を抑制するための投資を行うベンチャー事業「ジャスト・クライメート」を立ち上げることを明らかにした。ゴールドマンや他のパートナーは同ベンチャーの共同出資者となる。ジェネレーションはジャスト・クライメートの初期資本の規模についてコメントを控えた。

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デービッド・ブラッド氏
 

  ジェネレーションの共同創業者でシニアパートナーのデービッド・ブラッド氏はインタビューで「気候危機への挑戦と正しい移行は差し迫った課題であり非常に大きなものだ」と指摘。 環境・社会・ガバナンス(ESG)戦略は金融市場をもっと持続可能な道筋に乗せるために必要なステップだったが、ESGが温暖化ガス排出量や気温を抑制できていないことは今や明らかだと語った。

  ゴールドマンの資産運用部門を15年以上前に離れた同氏はゴア氏とともにジェネレーションを設立した。国連が今週公表した報告書では、温暖化ガス排出を積極的に削減する行動がなければ、2100年までには2.7度温暖化が進む見通し。

  ESG市場の規模は25年までに50兆ドルを超えるペースにあるものの、このような大規模な資本シフトによっても壊滅的ペースでの温暖化ガス排出増加傾向に歯止めはかかっていない。ブラッド氏は脱炭素化への最速の道は数兆ドルを民間市場に送ることであり、排出量を削減する必要性が最も高い新興国・地域では特にそうだと述べた。

The ESG Market Keeps Growing
 
 

 

原題:
Goldman Backs Al Gore’s Investment Firm in Major CO2 Impact Bet (1)(抜粋)

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