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東証:立会時間の午後3時30分まで延長準備へ-24年度後半めど

更新日時
  • グローバルに採用されているクロージング・オークションを導入
  • 海外投資家の取引拡大は「何とも言えない」との声も

日本取引所グループ傘下の東京証券取引所は27日、「現物市場の機能強化に向けたアクション・プログラム」での議論を踏まえ、立会時間の午後3時30分までの延長を前提とした準備を進めると発表した。取引機会を広げて海外市場との競争力向上も図る。

  2024年度後半のシステム更新時をめどに、立会終了時間を現行の午後3時から午後3時30分への延長を前提に、幅広い市場関係者への説明会を開催する。また、同時にグローバルに採用されている、株価終値を決めるクロージング・オークションを導入し、円滑な導入・幅広い投資家層の参加を促進する。立会時間延長に合わせて、指数先物・オプション取引の日中取引終了と夜間取引開始はそれぞれ30分遅らせて午後3時45分、午後5時とする。

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東京証券取引所
Soichiro Koriyama

  東証は2020年10月の大規模システム障害で現物株売買を終日停止したのを踏まえて「再発防止策検討協議会」を設置し、円滑な売買再開に向けた検討を進めて3月に報告書を取りまとめた。この段階では立会時間延長は影響が広範囲にわたるなどとして別途検討することになったが、投資家需要に加えて市場利用者の利便性や国際競争力を高める観点から24年度後半での現物売買システム更新に合わせて取引時間を延長する。

  三田証券の電子取引部門責任者のセルダール・アルムツク氏は、「取引時間の長い他のアジア市場に合わせて取引時間が延長されることは必然だろう」と話す。ただ、海外投資家の取引参加については「期待はしている。どのくらい増えるのかは何とも言えないが、不利益はないだろう」という。

(第2段落に指数先物・オプション取引の時間変更を追加して更新します)

    これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。

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