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Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg
Cojp

Google親会社、「YouTube」とクラウド部門の収入が予想下回る

  • アルファベットの株価、7-9月決算発表後に下落
  • トラフィック獲得コストを除いた売上高は市場予想上回る

米グーグルの親会社アルファベットの7-9月(第3四半期)決算では売上高がアナリストの予想を上回った。力強い広告支出を反映した。ただ、動画共有サービス「ユーチューブ」とクラウド部門の業績が失望され、株価は下落した。

  26日の発表資料によると、7-9月期売上高はパートナーなどに支払われるトラフィック獲得コスト(TAC)を除いたベースで約536億ドル(約6兆1200億円)。ブルームバーグ集計のアナリスト予想は526億ドルだった。ユーチューブ広告収入とクラウド部門「グーグル・クラウド」の売り上げはいずれもアナリストの予想に届かなかった。アルファベットの株価は時間外取引で一時1%余り下げた。

  スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、電子商取引とユーチューブ、クラウドコンピューティングの3分野を優先してきた。この戦略が功を奏し、2020年の低迷から回復した。昨年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による初期段階のショックに対応するため、一部企業のマーケティング担当者が予算を削減した。

Google's advertising sales continue to grow
 
 

  7-9月期の1株利益は27.99ドルと、予想平均の23.50ドルを上回った。ただ、ユーチューブの広告収入は72億ドルと、アナリスト予想の約75億ドルを下回った。クラウド部門の売り上げは49億9000万ドルに増えたが、ウォール街予想の50億4000万ドルには届かなかった。同部門の市場シェアはある程度拡大したものの、依然としてアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)とマイクロソフトに大きく後れを取っている。

  アルファベットは7-9月期に126億ドル相当の自社株買いを行ったことも明らかにした。フルタイム従業員は同四半期に約1万8000人増えた。

  検索とその他関連事業の売上高は379億ドル。アナリスト予想平均は367億ドルだった。

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原題:Google Growth Overshadowed by Slower YouTube, Cloud Results (1)(抜粋)

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