ゴールドマンが選ぶ中国50銘柄、「共同富裕」から恩恵受けるのは
Jeanny Yu-
小米や隆基緑能科技、李寧、安踏体育用品など有望視
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「共同富裕」は単なる再分配ではない-劉勁津氏らストラテジスト
ゴールドマン・サックス・グループは中国の習近平国家主席が掲げる「共同富裕」政策から恩恵を受けそうな中国株50銘柄を選定した。
製造業の設備更新やグリーンエネルギー、国有企業の改革、大量消費などのテーマに関連する企業が、政策による追い風を受けるとみられる。劉勁津(キンガー・ラウ)氏らストラテジストが25日付の文書で指摘した。
携帯電話メーカーの小米や太陽光エネルギーの隆基緑能科技、スポーツウェアの李寧などが、この50銘柄に含まれた。合計時価総額は約1兆ドル(約114兆円)で、今後2年で年平均27%の成長を遂げる可能性があるとストラテジストらは試算している。
「『共同富裕』は単なる再分配ではなく、共産党が主導する包括的な発展計画であり、中国の将来の成長軌道を再構築できるものだと考えている」という。
中国の「共同富裕」テーマの恩恵を受けると見られる銘柄 |
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小米 |
隆基緑能科技 |
李寧 |
珠海格力電器 |
携程集団(トリップドットコムグループ) |
安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ) |
信義光能 |
原題:
Goldman Lists 50 China Stocks to Benefit From Common Prosperity(抜粋)
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