中国主席、台湾支援姿勢の米国を暗に批判-国連代表権50年祝う演説で
Bloomberg News中国の習近平国家主席は25日、台湾に代わり中国が国連の代表権を得てから50年を祝う演説を行い、台湾を支援する姿勢を示している米国を暗に批判した。
習主席は「中国は常に独立した平和の外交政策を追求するとともに、正義を支持し、覇権主義とパワーポリティクスに断固として反対してきた」と述べた。米国への直接的な言及は避けた。
中国は「平和的発展の道を堅持」するとも表明。テロや気候変動、サイバーセキュリティー、バイオセキュリティーなどの問題に取り組むため各国が協力すべきだと主張し、「より包容的なグローバルガバナンスとより効果的な多国間メカニズム、より積極的な地域協力を形成することによってのみ、こうした問題に効果的に対処することができる」と指摘した。
バイデン大統領、台湾が中国から攻撃されれば米国は防衛に向かう
国連は50年前、中華人民共和国を中国の「唯一の合法的」な代表と認め、台湾は国連から事実上追放された。
原題:Xi Takes Veiled Swipe at U.S. as China Marks 50 Years at UN、Xi Calls for More Cooperation in Dealing with Global Issues (抜粋)
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