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原油価格が新たな節目を突破-WTI先物85ドル超、2014年以降で初

更新日時
  • WTI先物12月限が一時2%高、北海ブレントも上昇
  • 現在の基調的センチメントを変え得るのは需要鈍化のみ-アナリスト

米国の原油先物相場は25日も上昇し、2014年以降初めて1バレル=85ドルを上回った。高騰する世界のエネルギー価格が新たな節目を突破した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は一時2%高。ロンドンICEの北海ブレント12月限も上昇している。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が週末にブルームバーグテレビジョンに対し、産油国は価格上昇を当然と受け止めるべきではないと語った。こうした慎重なスタンスをナイジェリアとアゼルバイジャンも支持した。

  原油価格はこの1年で2倍余りとなっており、世界的なエネルギー需給逼迫(ひっぱく)と相まってインフレ懸念が強まっている。

  PVMオイル・アソシエーツのアナリスト、タマス・バルガ氏は「向こう数カ月、世界の在庫減少が続くことが依然広く予想されており、この基調的なセンチメントを変え得るのは需要の伸び鈍化だけだ」と指摘した。

原題:
U.S. Oil Tops $85 as Saudi Arabia Vows Caution on Supplies(抜粋)

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