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米シティ、人種格差巡り独立監査実施へ-ウォール街の銀行で初

  • 自社の事業が人種格差の一因になっていないかを掘り下げる
  • 米ブラックロックは先に同様の監査を実施する計画を公表

シティグループは22日、自社の事業が人種格差の一因になっていないかを掘り下げる独立監査を受けると表明した。この種の監査を受けるのはウォール街の銀行として初となる。

  シティがウェブサイトで発表したところでは、監査は法律事務所コビントン・アンド・バーリングの弁護士が実施する。監査の焦点は、同行が昨年発表した人種間の富の格差解消を目指す10億ドル(約1140億円)規模のコミットメントに当てられる見通し。

  世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは今年先に同様の計画を公表しているが、ウォール街の銀行は、黒人起業家への投資など幾つかのイニシアチブを導入していることから人種格差に関する監査は不要との立場だ。

  シティの株主らは今年の年次株主総会で独立監査を提案したが、同行の幹部は当時、反対票を投じるよう促し、議案は承認されなかった。しかし、約3分の1の株主から支持を得た。

  フェイスブックや民泊仲介の米エアビーアンドビーなどの企業は近年、同様の監査を実施している。

ブラックロック、ウォール街と一線画す-人種格差巡り独立監査実施へ

原題:
Citi Becomes First Wall Street Bank to Agree to Racial Audit (1)(抜粋)

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