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JPモルガンが警告、ビットコイン先物ETFはコスト伴う恐れ

  • 繰延需要が先物市場をゆがめる恐れ、ETF投資家のコスト増大も
  • 10-11月限の未決済約定、BITOだけですでに4分の1占める

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの先物をベースとした上場投資信(ETF)は、取引開始前からウォール街では保管コストを考えれば安くないとの慎重な見方が多くあった。

  JPモルガン・チェースのストラテジストは、資産運用会社プロシェアーズによるビットコイン先物ETFが初めて取引を開始してからわずか2日で、ビットコインETFへの繰延需要が先物市場をゆがめる恐れがあると警告した。ETF投資家のコストが増大する可能性があるという。

  「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF」(証券コード「BITO」)は取引開始から2日で11億ドル(約1250億円)を集めた。

  問題視されているのは限月乗り換えに伴うコストだ。JPモルガンのストラテジストであるブラム・カプラン、マルコ・コラノビッチ両氏はビットコイン先物10月限と11月限の未決済約定残高のうちBITOだけですでにそれぞれ4分の1を占めており、今後も増えるとの見方を示した。

  両氏は21日のリポートで、「こうした商品が大規模な資産を抱えた場合、この先物の乗り換えコストはさらに拡大する可能性がある。購入意欲がスポット価格に対する先物価格を押し上げるほか、限月間の格差も広げ、乗り換えコストがさらに拡大する」と指摘した。

 

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原題:JPMorgan Warns Boom for Bitcoin Futures ETFs May Come at a Cost

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