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NBAのカンター選手、チベット巡り中国国家主席を「残忍」と非難

  • 「これ以上、沈黙を続ける」ことはできないとツイート
  • テンセントはセルティックスの試合のライブストリーミング全面中止

米プロバスケットボールNBAのボストン・セルティックスに所属するエネス・カンター選手が3分近い動画を含むツイートで、中国のチベット統治を非難し、習近平国家主席を「残忍な独裁者」と呼び、「チベットはチベット人のものだ」と主張した。

  チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世のイメージをプリントしたTシャツ姿の同選手は動画の中で「これ以上、沈黙を続ける」ことはできないと述べ、「中国政府による残忍な支配下では、チベット人の基本的人権と自由は存在していない」と訴えた。

 

Boston Celtics v Miami Heat
エネス・カンター選手
 

  テンセント・ホールディングス(騰訊)は香港時間21日午前の時点で、セルティックスが予定する試合のライブストリーミングを全面的に取りやめた。ブルームバーグ・ニュースはNBAおよびNBA中国部門にコメントを求めたが返答はなかった。テンセントもコメント要請に応じなかった。

  中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日午後に開いた定例記者会見で、「チベットの進歩と発展に対するいかなる中傷や攻撃も決して受け入れない」と語った。

  2019年にはヒューストン・ロケッツのゼネラルマネジャーが香港の民主化運動を支持するツイートをしたことで、中国のファンや企業スポンサーが反発。国営中央テレビ(CCTV)はNBAのコンテンツ放送を約1年間中止し、テンセントはNBAのストリーミングサービスを約1週間にわたり停止した。

  カンター選手は以前から政治的な問題について意見を表明している。

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原題:Outspoken Boston Celtics Player Slams ‘Dictator’ Xi on Tibet (2) (抜粋)

 

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