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中国株に強気な見方が復活、ブラックロックも「オーバーウエート」に

  • 投資家は当局の締め付け度合いに「大きな安堵感」-ブラックロック
  • UBSも1年4カ月ぶりに「オーバーウエート」に引き上げ

低迷する中国株の投資判断が変わりつつある。スイスのUBSグループに続き、世界最大の資産運用会社である米ブラックロックも中国株に前向きな見方を示した。投資家の間で中国当局の締め付けは峠を越えたとの認識があるほか、改善傾向の利益見通しが背景にある。

  ブラックロックは中国株の投資判断をUBSと同じく「オーバーウエート」に引き上げた。UBSはこれまで1年4カ月にわたり弱気を続けていた。中国株の最悪局面は終わったかもしれないとの考えが強まっていることが示された。

  ブラックロック・インベストメント・インスティテュートのアジア太平洋地域チーフ投資ストラテジスト、ベン・パウエル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「われわれは再び足を踏み入れつつある。戦術的な上昇余地がまだあると考えている」と指摘。今後見込まれる中国規制当局の締め付けの程度について「市場には大きな安堵(あんど)感がある」と述べた。

  ニーアル・マクラウド氏らUBSのストラテジストは20日、中国株の投資判断を引き上げた。当局による経済規制の厳格化は株価に織り込み済みで、企業利益やバリュエーションは上向き始めると判断した。

UBS、中国株を「オーバーウエート」に上げ-規制は織り込み済み

  ブラックロックやUBSの中国株に対するスタンスの変化は、民間企業への締め付けや中国恒大集団の債務危機波及リスク、減速する経済成長など複数のマイナス要因はあるものの、中国を巡り投資家の懐疑的な見方が後退してきていることを浮き彫りにする。

 

 

Hong Kong tech stocks are beating onshore peers by the most since November
 
 

 

原文:BlackRock, UBS Turning Into China Stock Bulls as Fears Ease(抜粋)

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