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米次期駐中国大使、中国は「攻撃的」-台湾ADIZへの侵入を非難

  • バーンズ元国務次官が米上院外交委員会の指名承認公聴会で発言
  • 米国が中国に対し優位との認識-軍事力や外交、教育システム

バイデン米大統領が次期駐中国大使に指名したニコラス・バーンズ元国務次官は20日、インド太平洋地域における中国の行動は「攻撃的」だとして強くけん制するとともに、米中関係では「米国の強さ」が自国を有利にしているとの見方を示した。

  バーンズ氏(65)は上院外交委員会の指名承認公聴会で、台湾とベトナム、日本との関係で中国が攻撃的だと証言。第5世代(5G)移動通信テクノロジーのような諸分野で中国の意図に疑念を抱いているとも述べた。

  一方で「自国には自信がある」と語り、米国の軍事力や外交、教育システムに触れて中国に対する優位性を強調した。

  台湾の防空識別圏(ADIZ)への中国の度重なる侵入を特に非難し、中国が「台湾を取り戻そうとしていること」は明白で、そのような事態を阻止する取り組みを米国は倍増させる必要があると指摘した。

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ニコラス・バーンズ氏(20日の指名承認公聴会で)
 

  米政府は台湾の主権に関する立場を明白にせず、「中国唯一の合法政府」が北京にあると見なす政策を長年続けている。バーンズ氏は台湾が侵略された場合に米国が介入するかを明らかにしない「戦略的曖昧さ」を捨ててはどうかとの考えは退け、 米国には「台湾関係法の下で台湾の自衛を支援する能力と原則がある」と述べた。

  バーンズ氏は米国の駐北大西洋条約機構(NATO)大使と駐ギリシャ大使を務めた経歴もある。

原題:Biden’s Pick for China Envoy Draws Sharp Lines With Beijing (1) (抜粋)

 

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