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日本株は大幅反落、午後に先物売り加速-半導体関連など成長株安い

更新日時

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東京株式相場は大幅に反落。午後に一段安となり、日経平均株価の下げ幅は500円を超えた。売買の膨らまない中で節目の2万9000円を下回り、持ち高調整目的の先物売りなどが加速した。米国長期金利が上昇し、半導体関連などの成長株の下げが目立った。自動車や精密、空運、海運を中心に東証33全業種が下落した。

  • TOPIXの終値は前日比26.86ポイント(1.3%)安の2000.81
  • 日経平均株価は546円97銭(1.9%)安の2万8708円58銭
TOPIXの推移
 
 

東証33業種別

下落率上位空運、精密機器、電機、輸送用機器、海運、金属製品、その他金融
上昇業種なし

市場関係者の見方

東洋証券の大塚竜太ストラテジスト

  • 日経平均株価が節目の2万9000円を下回り、損失回避目的の売りを巻き込んで下げが加速したようだ
  • 特に大きなニュースがない中で、日経平均で下値のイメージがあった2万9000円割れとなり、不安が増幅。先物売りなどが加速した
  • 株式相場を取り巻く環境は午前と変わりはないが、株価指数の節目割れとなり、売りのタイミングを待っていた投資家の動きを誘ったようだ

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト

  • 中国恒大の株式売買が再開し中国株が急落したことで、中国経済とのかかわりの深い日本株のリスクが意識された
  • 今週発表された中国の経済指標が軒並み景気減速を示している一方で、生産者物価指数は統計開始以来の伸び率で、スタグフレーションの懸念がある

背景

  • 米半導体製造装置株、時間外で下落-ラムリサーチ見通しが失望招く
  • ASMLの10ー12月期見通し、サプライチェーンの材料不足が影響
  • 中国恒大株、取引再開後に急落-資産売却進まず不動産販売も落ち込む
  • 米地区連銀報告、経済は緩慢ないし緩やかに拡大-供給に制約
  • 米国市況】S&P500種6日続伸、最高値接近-原油7年ぶり高値
  • ドル・円相場は1ドル=114円近辺で推移、前日の日本株終値時点は114円56銭
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