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米地区連銀報告、経済は緩慢ないし緩やかに拡大-供給に制約

更新日時
  • 大半の地区が「著しい価格の高騰」を報告-ベージュブック
  • ワクチン接種義務化が離職理由の一つ-ベージュブック

米連邦準備制度理事会(FRB)が20日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済は「緩慢ないし緩やかなペース」で拡大した。ただ一部の地区は成長の減速を報告し、供給面の制約と新型コロナウイルスのデルタ変異株に対する懸念が活動に影響したと説明した。

  また物価上昇については、供給不足と輸送面での障害、労働力の制約が影響しているとの認識が示された。

  そうした状況から、「大半の地区は著しい価格の高騰を報告した」とし、「多くの企業は販売価格を引き上げた。これは力強い需要を背景に、企業でコスト上昇分を顧客に転嫁する能力が高まっていることを示唆している」と説明した。

  今回のベージュブックは、12地区連銀が10月8日までに集めた情報を基に、リッチモンド連銀がまとめた。

ワクチン接種義務

  企業は労働者の採用だけでなく、既に雇用している従業員の維持でも困難を抱えている。雇用主と政府によるコロナワクチン接種の義務化が影響している面もある。

  「企業からは高い離職率が報告された。転職やリタイアが背景にある」とベージュブックは説明。「この問題に影響した要素として、育児の問題とワクチン接種の義務化が広く指摘された」と記された。

原題:Fed Says Economic Growth Modest to Moderate, Supply Constrained(抜粋)

(ベージュブックの内容を追加し、更新します)
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