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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
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米国は年内にテクニカルデフォルトの恐れ、債務問題で-ジェフリーズ

  • ジェフリーズのエコノミスト、債務上限Xデーを12月24-31日と予想
  • イエレン財務長官、12月3日を期限に債務上限巡る行動を議会に訴え

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ジェフリーズによれば、米連邦政府の法定債務上限が短期的に引き上げられたものの借り入れ権限が12月末より先まで続くことはない可能性があり、米財務省が年内に支払いを履行できなくなるリスクがある。

  エコノミストのトーマス・サイモンズ、 アニタ・マーコウスカ両氏は顧客向けリポートで、「現時点で具体的なXデーを特定するのに十分な情報はないが、12月24日から12月31日までの間になると思う」とし、「われわれの予測を踏まえれば、米財務省が年越しできる可能性は非常に低い」と述べた。

  財務省は議会を通過した4800億ドル(約55兆円)の債務上限引き上げについて、その大部分を使い切る計画を打ち出している。イエレン財務長官が手元資金をやりくりするため使ってきた臨時措置に伴い利用された国庫を補充することで、法定上限引き上げ分の半分以上を使い果たすことになる。

  借り入れ権限が尽きると、財務省は再び臨時措置に頼ることになるが、ジェフリーズのエコノミストらは借り入れ権限は12月半ばごろに底を突き、臨時措置は3000億ドル近くになると予想。「この予測には多くの不確実性があるが、クリスマスから元日までの間にXデーが来ると予想する」と指摘した。

  イエレン財務長官は18日の議会宛て書簡で、財務省が12月3日までは連邦政府業務の資金繰りを行うことができるものの、長期的な確実性を提供するため債務上限の適用停止ないし引き上げに向けた議会の行動が必要不可欠だと訴えていた。

  

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原題:
Jefferies Says U.S. Risks Technical Default in 2021 on Debt Feud(抜粋)

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