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きょうの国内市況(10月19日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、インフレ懸念後退し半導体関連に買い-自動車は安い

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   東京株式相場は反発。インフレ影響の織り込みが進み、買い安心感が出た。米国市場で長期金利が1.6%台に上昇した中でもハイテク株に資金が流入し、日本でも半導体関連などのグロース(成長)銘柄に見直し買いが入った。半面、外国為替市場では円安の動きが落ち着き、自動車株が値を下げた。

  • TOPIXの終値は前日比7.34ポイント(0.4%)高の2026.57
  • 日経平均株価は190円06銭(0.7%)高の2万9215円52銭


 楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長

  • きょうの日本株は、米長期金利が上昇してもグロース銘柄全般に買いが向かった米国株の流れを受けた
  • 水準を切り上げてきた米長期金利が1.6%近辺を上限に頭打ちとなったため、前月から金利上昇が向かい風となって値を崩したグロース銘柄に見直し買いが入った
  • とはいえ米長期金利が上限の1.6%を超えて上昇すれば、再び資金流出する可能性はある
  • 株式相場の上値が重かったのは、資源価格の高騰がしばらく続く懸念があるからだ。これから冬を迎える中で季節的な需要も加わり、原油需給は一段とひっ迫するだろう

東証33業種

上昇率上位海運、精密機器、その他製品、情報・通信、電機、機械、サービス
下落率上位鉱業、空運、石油・石炭製品、ゴム製品、銀行、不動産、保険

●長期債が上昇、値ごろ感から買い優勢-20年債入札は無難な結果との声

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  債券相場は長期債中心に上昇。このところの金利上昇により値ごろ感から買いが優勢だった。この日行われた20年債入札が無難な結果だったことや米長期金利が時間外取引で低下したことも支えになった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.085%
  • 新発20年債利回りは0.465%、新発30年債利回りは0.69%といずれも0.5bp低下
  • 長期国債先物12月物の終値は6銭高の151円34銭。夜間取引が堅調だった流れを引き継ぎ買いが先行。午後に入り上昇幅を縮小する場面もあったが、引けにかけて日中の高値圏でもみ合った

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 20年債入札は利回り水準がだいぶ調整したので、ポジションを復元する需要などを背景におおむね無難な結果だった
  • 10年債はきのう引け値が直近ピークの0.09%に上昇し、値ごろ感から買いが入った

20年国債入札

  • 最低落札価格は100円45銭、市場予想と一致
  • 応札倍率は2.69倍と2015年9月以来の低水準、前回は3.20倍
  • 小さければ好調を示すテールは6銭、前回は7銭
  • SMBC日興証の奥村氏
    • 応札倍率がかなり低く、海外でインフレトレードが持続することへの警戒感から慎重スタンスの投資家もいたようだ

●ドル・円小幅安、スピード調整や米金利上昇一服で-114円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。約3年ぶりの高値圏である114円台を意識した需給的な売りや米金利の低下を受けて売りが優勢となった。ただ、株高や資源高に伴う円売りも根強くドル・円の下値は限定的。北朝鮮による弾道ミサイル発射に対して反応はほとんど見られなかった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時18分現在、前日比0.2%安の1ドル=114円09銭。ここまで114円35銭を高値に一時114円06銭まで下落
  • 円のブルームバーグ相関・加重通貨指数は前日比0.3%安の336.2569

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト

  • 約3年ぶりの114円台ということで、きょうも仲値にかけて輸出企業によるドル売りが出たのではないか
  • 9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降の3週間で5円以上の上昇はさすがにスピード違反。そこに対するスピード調整もあるだろう。米金利上昇がいったん収まっていることもこうした動きにつながっている
  • 先週の米消費者物価指数(CPI)を始めとした注目指標も、きのうの中国国内総生産(GDP)で一巡。米連邦準備制度理事会(FRB)高官発言も今週末にはFOMC前のブラックアウト期間入りする。このため11月FOMCに向けていったんはポジション調整の動きも出やすい
  • 需給的には下値では依然としてドルショートに傾いている個人投資家の買い戻しや、資源高に伴う輸入のドル買いが支えに
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