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アップル、新型MacBook Pro発表-自社製チップで脱インテル加速

更新日時
  • インテル製チップからの脱却で最も積極的な一歩となる
  • 従来の「M1」に比べて処理速度は70%向上
Apple’s Macbook Pro
Apple’s Macbook Pro Photographer: Apple Inc.

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アップルは18日、ノート型パソコン「MacBook Pro(マックブック・プロ)」の新機種を5年ぶりに発表。インテル製チップからの脱却で最も積極的な一歩を踏み出した。

  同社はこの日の新製品イベントで、自社製半導体「M1プロ」と「M1マックス」を披露。従来の「M1」に比べて処理速度が70%向上したとしている。

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(左から)M1,M1プロ、M1マックス
 

  インテルは約15年にわたり、マックブック・プロやマック上位機種にチップを提供してきた。アップルはその高性能チップの分野に真正面から切り込もうとしている。アップルは昨年、ローエンドモデルのマックでM1への切り替えを開始した。しかし新たに発表したチップは、インテルの最高性能の製品群にさえ決定的な差をつけることを狙ったさらに大胆な一手となる。 

  マックブック・プロの新機種は、デザインも刷新し、画面を大型化。磁気電源アダプター「MagSafe」のポートを復活し、解像度を高めた。

  アップルの株価は18日のイベント後に一時1.4%上昇した。

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マックブック・プロの14インチと16インチの新機種
 

  新たに発表したチップのCPU(中央演算処理装置)は、8つの高性能コアと2つの高効率コアから成る計10コア仕様で、従来のM1の計8コアから向上した。

  GPU(画像処理半導体)はM1プロが16コア、M1マックスが32コアを搭載する。グラフィクス性能はM1マックスで、M1の最大4倍、M1プロで最大2倍高速化した。従来のインテル製モデルより13倍速いという。

  画面サイズは14.2インチと16.2インチで、最新の「iPad(アイパッド)プロ」と同様、ディスプレーにはミニLEDパネルを採用した。ディスプレーの縁は横を24%、上部を60%薄くし、上部にノッチ(切り抜き)が加わり、「iPhone(アイフォーン)」に似た見た目となった。

  2016年のデザイン刷新で導入した「タッチバー」は廃止され、新しい指紋スキャナーと大きめの物理的なファンクションキーが搭載された。5年前に廃止したHDMIポートやSDカード・スロットも復活した。

  新機種は18日から予約注文を受け付け、26日に発売する。価格は14インチモデルが1999ドル(日本での価格は23万9800円)から。16インチモデルが2499ドル(同29万9800円)から。

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原題:Apple Drops Intel in Biggest MacBook Pro Overhaul in Years (2) (抜粋)

 

(新製品の詳細と株価などを追加します。)
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