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中国、テンセントなどに競合サイトへコンテンツ開放指示検討-関係者

  • 微信上の記事が百度などの検索エンジンでも表示される規制を検討
  • 微信や抖音の広告収入が検索エンジン会社に流れる可能性も

中国工業情報省はテンセント・ホールディングス(騰訊)や北京字節跳動科技(バイトダンス)などのメディア企業に対し、競合他社のアクセスを認め、他社の検索結果に自社コンテンツの表示を認めるよう要請することを検討している。これによりオンライン上の障壁がさらに取り除かれ、インターネット広告分野が一変する可能性がある。

  事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたところによれば、工業情報省は、テンセントのメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」に投稿される多くの記事が百度(バイドゥ)などの検索エンジンでも表示されるようにする規制を協議している。

  同省はまた、バイトダンスが手掛ける動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の中国版「抖音(ドウイン)」に投稿されるショートビデオも検索結果に表れるようにすることを検討している。当局が企業に意見を求めており、実際に規制に踏み切るかどうかはまだ確定していない。同関係者らは情報が非公開だとして匿名を条件に述べた。

  実際に規制が導入された場合、中国の大手インターネット企業間の障壁撤廃を目指す政府にとって大きな前進となる。バイトダンスやテンセントに対し、自社のソーシャルコンテンツを百度などライバル企業の検索結果に表示させるよう強制するとなれば同国では初めてで、微信や抖音などの広告収入が百度など検索エンジンに流れることもあり得る。

  テンセントの広報担当者はコメントを避け、バイトダンスと百度の担当者はコメント要請に返答しなかった。工業情報省はファクスでのコメント要請に応じていない。

 

Baidu spikes as Chinese regulators mull opening WeChat, Douyin to search
 
 

原題:China Said to Weigh Opening Tencent, ByteDance to Search (1)(抜粋)

  

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