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岸田首相、非常時の財源に「国債を思い切って使う」-コロナ対策

更新日時
  • 金融所得・法人増税、経済全体の活力の点で丁寧な議論が必要
  • 財政の信頼維持が政治の大きな責任-9党党首討論会

岸田文雄首相は18日、衆院選後にまとめる経済対策に関し、新型コロナウイルス禍にある非常時の財源として「国債を思い切って使うべきだ」との考えを明らかにした。

Japan's Party Leaders Debate Ahead of General Election
 岸田文雄首相
Photographer: Issei Kato/Reuters/Bloomberg

  将来に向けて財政の信頼をしっかりと維持することが政治の大きな役割だとも述べた。衆院選(19日公示、31日投開票)に向けた9党党首討論会で語った。

  野党が求めている金融所得課税や法人税の増税に関しては、「経済全体の活力という点において丁寧に議論した上で結論を出していかなければならない」と述べ、慎重な検討が必要だとの考えを示した。討論会には立憲民主党の枝野幸男代表らも参加した。

他の発言

  • 経済対策
    • コロナ対応、病床確保とあわせて大型の経済対策を用意
    • 今の段階で消費税を触ることは考えるべきではない
    • プッシュ型で早く支給すること可能-給付
    • 現金給付、公明案と重なる部分あり与党で調整
  • 安全保障政策
    • 防衛費、政治の責任としてまず数字ありきではない
    • 第2撃での敵基地攻撃能力、選択肢の一つとして考える価値ある
 主な政治日程
19日衆院選公示
24日参院静岡・山口補選投開票
30-31日G20首脳会議(イタリア)
31日衆院選投開票
11月1ー2日 COP26(英国)

  衆院定数465のうち解散前は自民276議席で、単独で過半数を占めていた。連立を組む公明と合わせて305議席で全体の65%。第2勢力の立憲民主は112議席だった。

  共同通信社が16、17両日に実施した世論調査によると、比例代表の投票先は自民党29.6%が最も多く、2位の立憲民主党9.7%に差をつけている。

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(岸田首相の発言を追加します)
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