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アップル株、供給問題は材料視されず-6週間ぶりの好パフォーマンス

  • 部品不足が伝えられたが、アップルの株価は15日に0.8%高
  • 今月4日に付けた3カ月ぶり安値から4%余り上昇-2週連続の上昇

各社の売上高見通しに影を落としている部品不足の影響が先週、アップルにも訪れた。ただ投資家の反応は、株式の買い増しだった。

  新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)13」の今年の納入が、サプライヤーの供給制約で当初予定より数百万台少なくなるとの予想にもかかわらず、アップルの株価は15日に0.8%上昇し、先週は6週間ぶりの好パフォーマンスとなった。事情に詳しい関係者によると、生産台数は最大1000万台少なくなる可能性がある。

アップルは「iPhone13」生産目標下げ方向、半導体不足で-関係者 

  こうした報道への投資家の冷静な反応からは、サプライチェーン混乱が既に織り込まれ、売上高の計上が先送りされるだけで喪失はないとの見方が多いことがうかがえる。モルガン・スタンレーのケイティー・ハバティ氏は調査リポートで「アップルが短期の需要を満たせないのであれば、同業他社では部品不足がさらに深刻となる可能性が高く、株価上昇の機会になる」として、アップル株購入を投資家に勧めた。

Megacap tech stocks excluding Facebook continue to rebound
 
 

  アップル株の上昇は他の超大型株とともに、米国債利回り上昇で加速した大規模な売りを経て安定しつつある兆しとも言えそうだ。アップルは9月に記録した上場来高値から10%下落した後、ここ2週連続で上昇。今月4日に付けた3カ月ぶりの安値からは4%余り値上がりした。マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アルファベットもここ2週連続で上昇している。

Apple is trading at a discount to the Nasdaq 100's average forward P/E
 
 

 

原題:
Apple Shrugs Off Supply Woes as Shares Post Best Week in Six (1)(抜粋)

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