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「イカゲーム」の価値は1000億円余り-ネットフリックスが推計

  • 約1億3200万人が視聴した韓国の大ヒットドラマ
  • 年後半にネットフリックス業績押し上げると投資家は予想
Participants take part in an event where they play the games of Netflix smash hit "Squid Game" at the Korean Cultural Centre in Abu Dhabi
Participants take part in an event where they play the games of Netflix smash hit "Squid Game" at the Korean Cultural Centre in Abu Dhabi Photographer: Giuseppe Cacace/Getty Images

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米ネットフリックスは、最新の大ヒットドラマ「イカゲーム」が同社に9億ドル(約1030億円)近い価値をもたらすと推計している。社内資料から明らかになった。動画配信の時代にはメガヒット作が想定外の収入を生み出し得ることを示す例だ。

  イカゲームは、多額の借金を抱えた人々が賞金目当てに危険なゲームに参加するといったストーリーの韓国ドラマ。ネットフリックスが個別番組のパフォーマンス評価に独自に用いている指標によると、このドラマが創出した価値は8億9110万ドルに上る。制作費はわずか2140万ドルで、1エピソード当たり約240万ドル。これはシーズン1のみの数字で、ネットフリックスの同ドラマに関するパフォーマンス数値の詳細を示した文書に含まれている。

  ネットフリックスは一部のテレビ番組や映画について独自に選んだ視聴率の数字を公表しているが、より詳しい数値はメディアや投資家に開示しておらず、番組制作者にすら提供していない。

  ネットフリックスの代理人を務める弁護士は、書類に含まれる部外秘データをブルームバーグが報道することは不適切だと書簡でコメント。「ネットフリックスは社外でこれら数値について議論しておらず、開示されないよう重要なステップを取る」と述べた。

  イカゲームの配信が始まってから最初の23日間で約1億3200万人が少なくとも2分間視聴。「ブリジャートン家」が打ち立てたネットフリックス作品の記録を更新した。同社は今月初め、イカゲームの視聴を始めた人が1億1100万人が達したと公表していたが、これはやや古いデータに基づいている。

  9月17日にイカゲームがリリースされて以来、ネットフリックスの株価は7%近く上昇し、時価総額は2781億ドルとなっている。同社に批判的な投資家でさえ、イカゲームのヒットが7-9月(第3四半期)の業績を押し上げるか、10-12月(第4四半期)見通しの上方修正につながると予想している。その両方を予想する声もある。

原題:
Netflix Estimates ‘Squid Game’ Will Be Worth Almost $900 Million(抜粋)

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