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Photographer: Adam Glanzman/Bloomberg
Cojp

米ハーバード大の寄附基金、前年度リターン34%-競合校に後れ取る

  • 基金1年で110億ドル増える-規模は過去最大の530億ドルに
  • エール大学基金、前年度プラス40%-規模423億ドル

ハーバード大学の寄附基金は前年度(2020年7月-21年6月)運用成績がプラス34%となった。同大が14日発表した。ライバル校の多くは株式保有やベンチャーキャピタル投資などでより大きなリターンを確保した。

   ハーバード・マネジメント・カンパニー(HMC)のN・P・ナーベカー最高経営責任者(CEO)はHMCのリスクプロファイルについて、「他大学の寄附基金と大きく異なる可能性がある」とした上で、将来的にはこうした手法がハーバードの財務に資すると考えていると説明した。
 
  ハーバードの基金は1年で110億ドル(約1兆2500億円)増加。基金の規模は過去最大の530億ドルとなった。

  エール大学が同日発表した寄附基金の前年度運用成績はプラス40%。発表資料によれば、基金の規模は423億ドルに達した。

Ivy Returns

Harvard's endowment ranks at the bottom this year

  HMCではポートフォリオの3分の1余りを占めるプライベートエクイティー(未公開株)のリターンが77%。株式で50%となったが、ヘッジファンドは16%にとどまった。HMCは株式保有を減らしており、現在は全保有資産の7分の1程度。

  ナーベカーCEOは他の投資家がベンチャーキャピタルで成功したことにも触れた上で、HMCによる「最近のベンチャー投資は実を結ぶまでに約10年かかる可能性がある」とコメントした。

原題:
Harvard Endowment Trails Peers With 34% Return; Yale Gains 40%(抜粋)

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