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ユーロドル先物ショート急増、来年9月までの米利上げを一時織り込み

  • ユーロドル金利先物2022年12月限の取組高は13日に過去最高を記録
  • 予想される金利上昇へのヘッジでショートポジション積み上がり続く

米短期金利市場の主要コーナーでトレーダーが先物のショートポジションを積み上げている。米連邦準備制度が来年後半以降により速く、より積極的に利上げに動くとの観測の高まりが背景にある。

  13日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比5.4%上昇と予想を上回る伸びとなったことで、ユーロドル金利先物の未決済建玉(取組高)が2022年末までの限月の幾つかで急増した。CMEグループが公表した暫定データで示された。

  予想される金利上昇へのヘッジでショートポジションの積み上がりが続く状況を反映し、特にユーロドル金利先物22年12月限の取組高が、13日に過去最高を記録した。

  連邦準備制度が資産購入のテーパリング(段階的縮小)終了を経て、ゼロに近いフェデラルファンド(FF)金利誘導目標の引き上げに動くと見込まれる時期と重なるため、22年12月限はフロントエンド(短期)金利の重要な限月となっている。

  13日のある時点で、トレーダーは22年9月までの最初の利上げを完全に織り込んだ。2回目の0.25ポイント利上げは23年3月までに行われると予想されている。

  JPモルガン・チェースのストラテジストはリポートで、「CPI公表後のフロント金利の売りは、労働市場の逼迫(ひっぱく)が定着し、より持続的なインフレを背景に連邦準備制度が一段と早期の引き締めを迫られる可能性の高まりが原因かもしれない」と指摘した。

 

 

Positioning in eurodollar futures jumps as rate-hike premium builds
 
 

 

原題:
Traders Go All-In on 2022 Fed Hike as Futures Short-Bets Surge(抜粋)

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