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アルコア復配、アルミ上昇が追い風-7~9月利益は予想上回る

更新日時
  • 1株10セントの配当を支払う-5億ドル規模の自社株購入も計画
  • 一次アルミニウムの全世界需要は今年約10%増え、19年を上回る予想

米アルミニウム生産最大手アルコアは14日、株主への配当再開を明らかにした。今年に入ってからのアルミ価格上昇が追い風になっている。

  発表文によると、アルコアは1株当たり10セントの配当を11月19日に支払う。10月29日の終業時点で登録がある株主が対象。同社は5億ドル(約570億円)規模の自社株購入計画も発表した。

  アルミ価格の記録的な上昇を受け、アルコアの株価は1年前から4倍近く上昇。自動車やパソコン、ビール缶までさまざまな製品に使われるアルミは、需要急増に伴う世界的な不足やサプライチェーン混乱に伴い値上がりしている。

  7-9月(第3四半期)のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は7億2800万ドルと、ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均(6億9700万ドル)を上回った。調整後1株利益は2.05ドル、売上高は31億ドルだった。

  同社は今年のアルミ出荷予測を290万ー300万トンに据え置いた。一方、一次アルミニウムの今年の全世界需要については2020年比で約10%増え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に当たる19年の水準を超えると予想した。

原題:Alcoa Pays First Dividend Since 2016 Revamp as Aluminum Soars(抜粋)

 

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