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【新型コロナ】シンガポールの死者最多、シドニーの隔離義務撤廃へ

更新日時
  • FDA諮問委がモデルナ製ブースターの65歳以上への使用支持
  • メルクの経口抗ウイルス薬は諮問委が11月30日に検討

オーストラリアで人口最多のニューサウスウェールズ州は新型コロナウイルスワクチン接種を条件に、11月1日から旅行者の隔離義務を撤廃する。シドニーがある同州の成人のワクチン接種率は今週末に80%に達する見込み。

  シンガポールでは14日に報告されたコロナ死者が15人と、過去最多を更新した。

  米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は14日、65歳以上の高齢者や18歳以上で基礎疾患のある人、職業上の理由などで感染リスクが高い人を対象にした米モデルナ製新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)接種推奨を全会一致で支持した。

米FDA諮問委、モデルナ製ブースターの65歳以上への使用支持

  また米メルクから緊急使用許可申請があった経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」について、FDAの諮問委は11月30日に検討する予定。

  バイデン米大統領は国内のワクチン未接種者がなお多いとした上で、より多くの企業が従業員のワクチン接種を義務化するよう呼び掛けた。

  米航空会社ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、パンデミック(世界的大流行)の影響で、旅行需要が大きく繰り延べされているとの見方から、同社として前例のない規模の欧州路線拡大を計画している。来年5月と6月には新たに5都市への便を就航する。

  ニューヨーク市では少なくとも1回のコロナワクチン接種を受けた人が600万人に達したと、デブラシオ市長が14日の記者会見で明らかにした。同市では新規感染者や入院者、死者の数がデルタ変異株まん延を背景とした夏場のピークから減少している。

  一方、アイルランドでは経済再開の次のフェーズへの移行が不透明になっている。12歳以上の人口の89%近くがワクチン接種を終えたにもかかわらず、入院者数は3月以来最多となった。最後の制限緩和が予定通り今月22日に行われるかは現時点で「保証」できないと、マーティン首相は述べた。

  タイは来月からワクチン接種を済ませた外国人観光客の受け入れを再開する構えだ。米国や中国、シンガポール、ドイツ、英国からの航空旅客に対しては隔離義務をなくす。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億3958万人、死者数は488万人を超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計66億2000万回を上回った。

原題:Singapore Deaths at Record, Sydney Ends Quarantine: Virus UpdateModerna Booster Backed by U.S. Panel; Biden’s Plea: Virus UpdateU.S. Experts Weigh More Boosters, Merck Treatment: Virus Update(抜粋)

 

(シンガポールや豪州の情報などを追加して更新します)
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