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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • モルガンSとシティの決算、米経済指標、ゴーマン氏が利上げ求める
  • リンクトインが中国撤退、モデルナ製ブースター使用支持

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米銀の好決算が相次ぎ、物価指標もインフレが落ち着き始める兆候を示したため、S&P500種は7カ月ぶりの大幅高となりました。株価が上昇基調を維持する上で、今後は銀行以外の決算や説明会で供給障害やインフレを懸念する声の有無が鍵となりそうです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

銀行決算

モルガン・スタンレーの7-9月(第3四半期)は投資銀行部門の収入が前年同期比で67%増え過去最高となり、アナリスト予想も上回った。助言手数料収入は3倍強に増えた。トレーディング収入全体は、業界全体のトレーディング減速の中で予想外の6%増となった。シティグループの7-9月(第3四半期)は株式トレーディング収入が40%増え、アナリスト予想を大きく上回った。同収入は3四半期連続で10億ドル(約1130億円)を超えた。

良好な統計

9月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、今年に入ってから最も低い伸びとなった。新型コロナウイルスのデルタ変異株による感染拡大が需要に影響し、航空運賃などのサービス費用が低下したことを反映している。米新規失業保険申請件数は前週比で減少し、2020年3月以来の低水準となった。労働市場のタイトな状況が続く中、雇用主が従業員をしっかりつなぎ留めていることが示された。

バブルに穴を

米モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は、「このバブルに少し穴を開ける必要がある」とし、「マネーは現在やや自由になり過ぎ、あまりに簡単に利用できる状態にある」と述べ、米国には近く利上げが必要だと考えを示した。賃金上昇と供給障害、商品価格の急騰がインフレを押し上げていると指摘。それら全てが一過性の現象というわけではなく、米金融当局は現在の想定よりやや積極的に動かざるを得なくなるとの見解を示した。

中国から撤退

米マイクロソフト傘下のビジネス向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)リンクトインは中国版を閉鎖すると発表した。中国での「一段と厳しくなる事業環境とコンプライアンス(法令順守)への要求」が背景だとブログで説明した。年内に現在のサイトを閉鎖するという。2014年に中国に進出したリンクトインは中国本土に約5200万人の利用者がいる。ツイッターやフェイスブックは中国では以前から禁止されている。

モデルナのブースターも

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は65歳以上の高齢者や18歳以上で基礎疾患のある人などを対象にした米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種推奨を全会一致で支持した。FDAが最終的に認可するかどうかを決定する。米ファイザーと独ビオンテックのブースターは既に65歳以上の高齢者や重症化リスクのある成人を対象にした接種が認可されている。

 

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