コンテンツにスキップする

米生産者物価、9月は今年最低の伸び-航空運賃の急低下など響く

更新日時
  • 総合PPIは前月比0.5%上昇-市場予想(0.6%上昇)も下回る
  • サービス価格は0.2%上昇、3カ月ぶりの低い伸び-財価格1.3%上昇

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

9月の米生産者物価指数(PPI)は、今年に入ってから最も低い伸びとなった。新型コロナウイルスのデルタ変異株による感染拡大が需要に影響し、航空運賃などのサービス費用が低下したことを反映している。

キーポイント
  • 総合PPIは前月比0.5%上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.6%上昇
    • 前月は0.7%上昇
    • 前年同月比では8.6%上昇
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは0.2%上昇
    • 同じく今年最低の伸び
    • 市場予想は0.5%上昇
    • 前月は0.6%上昇
    • 前年同月比では6.8%上昇

Cost Pressures Cool

Headline and core U.S. producer prices both lower than forecast in September

Source: Bureau of Labor Statistics, Bloomberg survey

  9月はサービス価格が前月比0.2%上昇と、3カ月ぶりの低い伸びにとどまった。航空利用客向けサービス価格が16.9%急低下したことなどを映している。レンタカーの価格も低下しており、新型コロナ感染拡大で旅行などの活動が影響を受けたことを浮き彫りにした。一方で財の価格は1.3%上昇し、4カ月ぶりの大きな上昇率となった。発表元の労働省は財の上昇分の40%はエネルギー価格に帰因すると説明した。

  財の内訳ではエネルギー価格が2.8%上昇と、3月以来の高い伸び。食品価格は2%上昇。前月は2.9%上昇だった。

  食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.1%上昇。2020年5月以来の小さな上昇率にとどまった。前年同月比では5.9%上昇した。最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Prices Paid to U.S. Producers Post Smallest Advance This Year(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE