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ANAHD、CO2減らす代替燃料で貨物輸送を開始-出張向けも計画

  • 物流3社と持続可能な航空燃料(SAF)使った貨物便を実施
  • 脱炭素化で広がる航空会社と顧客のSAF普及に向けた連携

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ANAホールディングス(HD)は14日、二酸化炭素(CO2)削減効果のある代替燃料を使った新しい貨物輸送を先月開始したと発表した。

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代替燃料を使った貨物輸送の様子
Source: All Nippon Airways Co.

  「持続可能な航空燃料(SAF)」と呼ばれる使用済み食用油などを原料とした代替燃料を使って、貨物輸送で排出されるCO2を削減する。発表によると、物流・貨物大手の日本通運近鉄エクスプレス郵船ロジスティクスがこの取り組みに参加し、9月29日に成田ーフランクフルト便でSAFを使用した貨物便を共同で運航した。

  世界的な脱炭素の流れが加速する中、サプライチェーン(供給網)全体のCO2排出削減を企業に求める声は高まっている。航空業界のCO2大幅削減にはSAFが不可欠とされており、4月にはユナイテッド航空が顧客企業と共同でSAF購入のプログラムを開始するなど、業界の垣根を越えた動きが広がりつつある。

  物流・貨物サービスに加え、ANAHDは飛行機での出張などによるCO2排出を削減するSAFを活用した法人向けプログラムも開始する予定。いずれのサービスも第三者機関の認証を受けたCO2削減証書を発行する。

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