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JPモルガン、M&A助言手数料が7-9月に過去最高-予想も上回る

  • 助言手数料収入ほぼ3倍に拡大、純利益は117億ドル
  • 投資銀行業務手数料は33億ドル、債券と株式の引き受け収入も増加

米銀JPモルガン・チェースの7-9月(第3四半期)は、M&A(企業の合併・買収)助言手数料が過去最高となった。

  13日の決算発表によると、助言手数料収入はほぼ3倍に増えアナリスト予想を上回った。第3四半期純利益は117億ドル(約1兆3300億円)となった。

  ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、新型コロナウイルスの「デルタ変異株およびサプライチェーン混乱が水を差す中でも経済は堅調な成長を続け、JPモルガンは力強い業績を達成できた」とし、「M&A活動の急増と新規株式公開(IPO)業務での強さ」が投資銀行業務の手数料収入の52%増につながったと説明した。

Deal-making boom propels best ever quarter for advisory fees
 
 

  第3四半期の米銀決算ではローンの伸びが注目されている。

米銀決算、ローンの伸び再開の兆しも-M&A助言収入は倍増か

  JPモルガンのローン総額は、資産運用・ウェルスマネジメントおよび法人・投資銀行部門での伸びが寄与し、前年同期比で6%増えた。ただ、個人向けおよび商業ローンの回復は鈍く、期末の残高は個人向けローンが2%減、商業ローンが5%の減少だった。

  ダイモンCEOは商業用不動産ローンに拡大の「初期の兆候」が見られるとし、商業用タームローンの新規組成も「幾分増えた」と説明した。

  投資銀行業務手数料は33億ドルとアナリスト予想の28億ドルを上回った。債券と株式の引き受け収入はそれぞれ10億4000万ドルと10億3000万ドルに増えた。

  貸倒引当金は21億ドル戻し入れた。

  トレーディング収入は62億7000万ドル。前年同期からは減少したが、アナリスト予想の59億ドルは上回った。

原題:JPMorgan Bankers Notch Record Quarter for Advisory Business (1)、JPMorgan’s Dimon Sees Green Shoots in Commercial Real Estate(抜粋)

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